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パンを焼くのが趣味です。スイーツを焼くのも好き。とにかく膨らむものが好きです。
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実は夏休みに引っ越しをしました。
ブログではなくて、住む家の引っ越しです。

引っ越し先でネットがなかなか開通しなくて、今日は引っ越し後初めてのブログアップとなります。ずっとつながらなくて、サポセンに何度も連絡して対応してもらい、それでもだめだったので5日にまた工事をすることになっていたのですが、今帰宅してみたら、あれ、つながってるよ!?という感じ。
また切れるかもしれないです。不安定な感じかも。
ウィンドウズやセキュリティソフトのアップデートもたくさんたまっているはず。


PCにメールをくださった方には返事もできない状態で、不義理をしていると思います。ごめんなさい、すぐ開通する予定だったのですが、不具合が続いて今日まで続いています。今後安定するようだったら、お返事申し上げます。


この頃、外ではがっちゃん!うぃ~~ん!とものすごい音がしてました。実は小さな家を新築することになったんです。外でなっているのは私たちが住んでいた家を取り壊す音。
半壊した家を見たときは、安普請だったんだなあと改めて実感しました。断熱材が、ほとんどない!これじゃぁ寒いわけよねぇ。外に生えている草が家の中まで伸びてきたこともあったもんね。
地震で揺れるたびに、今度こそこの家崩れるか!?とか思いながら過ごした日々でした。


今は、私たちが20年近く住んだ家が跡形もなく消滅し、地面をさらしています。


貧乏を絵に描いたような私たち夫婦に、家を新築するなんてことがあろうとは、夢にも思っていないことでした。人生って本当にわかりません。神さまが下さった恵みに感謝しています。でも、新築が決まった6月ごろ、私はすごく調子が悪くて、大変な思いをしていました。こんな時期に家を建てるの?神さま、なんでぇ!?なにも今じゃなくてもいいんじゃないですか??せめて精神的にましな時にしてください!!と思ったりしていました。そんなんだから、引っ越し・新築に対して不安があるというか懐疑的というか、そんな気持ちになっていたので、このブログでもカミングアウトすることができませんでした。
医者に相談しぃ、薬盛ってもらいぃ、自分でできる努力としてはなるべく睡眠をとるようにしぃの、だけど不眠も症状だから眠れず、眠剤も増やしぃの、あとは職場の皆さんにお願いしていろんなことの面倒をみてもらいぃの、あとはほんと、祈る!そんな毎日でした。自分の面倒を見るので精いっぱいで、新しい家の間取りがどうとか、予算がどうとか、引っ越しのこと、あれやこれやの手続きなどを、考えることができない状態だったのね。そんなとき、すがる思いで聖書を読んでいたら、「主が建てるのでなければ、家を建てる者の働きはむなしい」ということばが心に留まりました。そうだよな~、あれこれ気に病んだって、自分でなんとかしようとしたって、結局だめなんだ。たとえ病気ではないとしても、自分の思い通りにしたって家ができてから、ああすればよかったとか、こうすればよかったとか、後悔することもいくつかあるはずだ、と思いました。だから、もうすべてダンナと神さまにお任せしてことを進めてもらいました。というか、自分が頼りない現実の前に、それ以外の選択肢はなかったんです。でも、キリスト教徒の端くれの私としては、「そうせざるを得ない」のと、「聖書のことばを信じてダンナと神さまにゆだねる」というのとでは、同じようでいて、実は雲泥の差です。実際、病状が落ち着いた今になって考えてみると、私があれこれ余計な口出しするよりよかったみたいよ。


そんな中で、私の車が壊れてしまったり、ダンナの車の車検が近付いて、見積もりとってみたら、壊
れてて車検通すには何十万というお金がかかることが判明したりして。私は中古の軽自動車を買わざるを得ず、ダンナの車は車検が7月いっぱいで切れて、今は車屋さんの代車にのって急場をしのぎ、買える中古車を探してもらっています。


引っ越しの荷造りはダンナと私とでしましたが、幸い夏休み中だったこともあって、ゆっくり準備することができました。でも、ラストスパートのときは、ドエラい汗かいたっけなぁ。


荷造りを進めるうちに、オソロシく古いブッタイがボンボン出てきました。うちのセンゾは近江から流れてきた商人とかで、江戸時代から七代続いた提灯屋、その後刀屋、骨董屋、金銀細工師と、時代に合わせて商売を替えて、その末裔がダンナということになります。その歴史を物語る古道具たち。アンティークショップに売れたものもありますけど、価値のあるものはほとんどなかったです。刀の砥石だの、箪笥だの、刀の鞘とかつかだの、骨董屋時代のものらしき瀬戸物の箱だの。箱だけなんです、肝心の中身はないのね。戦後は遠縁の親戚に騙されたとかでかなり貧乏したそうで、カネメのものはもうないってわけ。
いつの時代のものかわからない桐の箪笥がごろごろ転がっていましたが、ペンキが塗ってあったりしてほとんどは価値なし。亡きお姑さんは、部屋の模様替えとかが大好きだったそうで、箪笥にこげ茶だの茶色だののペンキを塗ったらしいです。箪笥には立派な金具もついていましたが、その金具にもしっかりペンキが。あと、アンティークショップのご主人が言うには、あまり大きい箪笥はいらない、とのことでした。つまり、大きすぎると買い手がつかないので商売にならない、だから引き取らない、ということ。一つだけ値段がついた箪笥がありましたが、これは新しい家で使うことにして、保管しています。
アンティークショップが喜んで持っていったものに、箪笥のカギってのがあります。じゃらじゃらと10何個もつづられていました。「こういうの(ほしいもの)が、こんなところにあるんだよな~」と言ってたそうな。うちとしては鍵だけあっても意味がないわけで、へぇ~~と一つ勉強になりました。あと、金銀細工の仕事に使った道具とかも、喜んで持っていきました。いずれも、たいした値段はつきませんでしたけどね。


昔の入院見舞綴りっていうのが出てきました。99歳まで生きて我が家で大往生したばあちゃんのもので、若いころに入院したらしいです。知らなかった。ばあちゃん、何の病気したんだろな?筆でデカデカと一人ずつきちんと書いてあります。昔はこうやって人付き合いを大切にしたんだなあと思いました。
私は会ったことがないダンナのじいちゃんが民生委員をしていたことがあったようで、その時にメモしたあれこれが書いてある小さなノートを発見。じいちゃん、今さらですが、ご苦労様でした。


箪笥の底に敷いてある新聞紙や広告紙は、お姑さんの代に敷いたものらしく、1970年~80年代ぐらいのものが多かったです。吉永小百合とかがすっごく若くてきれいに写ってたりとか。


「會布頒眞寫念記役戰露日」とかっていう写真が出てきました。日露戦争には一応勝ったことになってるもんね。た~~~くさんのお偉いさんたちが写ってました。伊藤公爵ってのが昔の千円札に載ってた伊藤博文らし。大河ドラマさながら。昔の男の人って全員ひげ生やしていたのかしらん。見覚えのある方がでかでかと写った写真も一緒にありました。誰だろう。明治か大正か昭和かの天皇じゃないかなぁ?戦争中はこれを拝んでいたのか?ワカラン。
あと、明治時代のものらしい家族の写真とか、あとは商売でつけていた台帳みたいなのとか、薬草事典とか。どっちも筆で直筆なんだけど、いつの時代のものなんだろう??
遺影とかも出てきました。見知らぬおばあさんの遺影があって、これ、ダレ?ってダンナに聞いたら、うちから嫁に行ったなんとかおばちゃん、とのこと。普通、遺影って嫁ぎ先にあるよね。どうして実家にあるわけ?と聞いたんだけど、ダンナが言うには、「嫁に行ってからもずっと仲良くしてたから」とのこと。う~ん、ムカシのことってワカラン。。んでも、つまり嫁いでからも実家の人たちに愛され続けたということらしいです。確かに、おばあさんなのにかわいらしい感じを受けます。いい人だったのでしょうね。会ってみたかったなぁ。


時って、過ぎ去るのですねぇ。
そして、私が生きている今も、私の人生も、同じように過ぎ去るのですよねぇ。


子どものころ、ばあちゃんが「み~んな、おんなじ。じゅ~んぐり。」と言ってたな。


そして、今私は、こんな聖書のことばを思い出しました。


「草は枯れ、花はしぼむ。
 だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。」


あとは、じいちゃんの何かの証明書とか、ダンナや兄姉たちの子供時代の通知箋とか皆勤賞とか工作の努力賞とか水泳何級とか。価値はないけど思い出はある、という種類のものですね。これは大切にしまいました。


古銭も出てきました。たぶん江戸~昭和のお金です。とりあえず段ボールに放り込んで倉庫に入っているはず。価値あるのかなぁ。いや、ないと思うよ、あれば貧乏時代に売り飛ばしていたはず。


あと、私は若いころに小学校にちょっとだけ勤めたのですが、その時に子供たちからもらった手紙やプレゼント、そのあと幼稚園の実習に行ったときにもらったものなんかも出てきて、懐かしかったです。みんなもう社会人になっているはず。私、若かったなぁ。若いころって、知らないことがたくさんあった。バカだった。でも勢いがあった。コケても寝れば復活してた。

まだあれやこれやの辛いできごとも経験していない自分を思い出し、複雑な気分に。


引っ越しの準備をしていることをどこで聞きつけたのか、電話がかかってきて「金のアクセサリーなどはありませんか?ちょっとでもいいんです、もしあったらぜひ売ってください」という電話がかかってきました。そういうものはございません、と申し上げるしかなかったです。


仕分けの結果、恐ろしい量のごみを捨てました。私たちはごみ屋敷に住んでいたということになります。書類・本・食器・骨董屋時代の残骸・古い服・カセットテープにビデオテープなどなど。箪笥は解体する家に残してよいとのことだったので、そのまま。和服や帯は全部実家の母にあげました。使えるものはリフォームして洋服にするとか。帯はテーブルセンターとかにしかならないんだよなぁ、と言ってました。何十枚もできるよ!?どうすんの??ブ厚いのれんとか、いかがでしょうか???いらないか(>_<)


実際の引っ越しは8月13日に行いました。隣に引っ越すんだから、お金かけて業者にお願いする必要はないんじゃ?とか思ってましたけど、ムリしてコケたらもともこもないと考えて、結局業者にお願いしました。
いざ引っ越し作業をしてみると、自力で引っ越すなんて不可能だったと気づきました。当日来られた業者さんは屈強な男性が4人、そして4時間かかったんです。オッサンのダンナとオバチャンな私が二人でしたら、一体何日かかったことでしょう。いや、疲れ果ててブッタオれ、作業を終えることができなかったに違いないと思います。


仮住まいは、たまたま隣の家が空き家になっており、そこをお借りしました。空き家とはいえ、家財道具も全部そろってます。テレビから食器から爪楊枝のハテまでなんでもあって、大家さんにどうぞ使ってください、と言っていただき、大助かり。家には大きな倉庫がついていて、そこたくさん荷物を入れることができるという好条件です。なので、倉庫に我が家の荷物を突っ込んで、仮住まいの間は大家さんの家財道具をお借りして生活させてもらうという、なんともありがたい生活をさせてもらっています。もともと住んでいらした大家さんとはご近所づきあいさせていただいていて、格安で家を貸していただきました。「猫がいますが、大丈夫ですか?」とお尋ねしたら、全然大丈夫、気にしないでください、と言っていただき、ほっと一安心。なんとありがたい話。でっかい貸し倉庫と家財つきでペットOKの大きな家を安く借りたような感じです。
お風呂があっという間に沸くのに感動!湧くと「お風呂が沸きました」としゃべるのに驚愕!!トイレのふたが自動的に開くのにびっくり!!!仮住まいの家そのものは新しくはないけど、お風呂とトイレはリフォームしてあって、21世紀なのです。
大家さんが、「エアコンが壊れたから一番安いのをつけておきました」とおっしゃっていましたが、それがよく冷えるのなんの、空気がしゃっこい!いや~最近のエアコンってのは、すごいですねぇ。いや、うちのがあまりにも古かったのか、はたまたうちが隙間だらけで断熱もなにもなかったからなのか。


かりんが仮住まいになじんてくれるかどうか、心配していました。引っ越しの2,3日前から、荷造りの合間に連れて行ってみたり。いつもかりんが座ってたお気に入りのシーツがあって、引っ越しの時にはそれをかりんの毛がついたまま運んでおきました。やはり引っ越した初日は落ち着かない様子で、うろうろしながらあちこちのにおいをかぎまくっていたし、トイレにも行かなくて、心配しました。でも2日目には慣れてきたみたいで座って過ごすようになり、ウンもチッコもちゃんとトイレで済ませているのを確認しました。そして3日目あたりからかりんはシーツの上でうたた寝するようになり、今まで通り、ゴロゴロといいながら私たちに甘えるようになりました。よかった、慣れてくれたのかな~。
ところが、ふと気づいたら、かりんの目の上にハゲができて、少し腫れているのを発見。ハゲができた方の目の周りには目やにようなものが少しついているみたい。どうしたの、かりん!?やっぱり引っ越しのストレスなの??17歳のかりんには、酷なことだったのか・・・と心配していましたが、2、3日すると目やにも収まり、腫れの赤みも引いてきたようで一安心。毛は生えてくれるのかなぁ。生えなくても、かりんはカワイイ。そんなことを考えているうちに、点々と黒い毛が、ダンナの無精ひげの如くに生えてきたようです。


取り壊している家も、仮住まいの家も、どちらも全室タタミ&障子です。取り壊した家に住み始めた頃に河原で拾った毛玉みたいな子猫のかりんがうちの子になったわけですが、かりんが若かったころは、障子という障子をぜ~~~んぶ破いてしまい、私は大枚をはたいてプラスチック製の障子を前面に貼ったものでした。でも、18歳になろうという今、仮住まいでは、1か所だけ、もともと空いていた穴に顔を突っ込んで通り道を作っただけで、あとは障子には手を出さずにいます。かりんも本当に年をとりました。元気で一緒にいてくれることに感謝しています。ダンナも私も薬が手放せませんが、かりんは全然病院にかかっていません。かりんが一番元気&呑気。それに、私が具合が悪くて本当に滅入っていたときなんか、どれだけ慰めてもらったかしれません。


ネットはなかなか開通しなくて、ネットなしの生活を久しぶりに送っています。困るほどではないんだけど、書類や資料なんかをメールで送れないのがちょっと不便かな。ちょっとした調べものはケータイでしたので、ほとんど問題ありませんでした。


あと、実はケータイをシーツと一緒に洗濯してしまいました。前にも一度水ぽちゃしたことがあって、それはなんとか復活してくれましたけど、今回はもうだめだと思います。それで、実家の亡き父が使っていた古いケータイを倉庫の段ボールの山から汗だくになって探し当て、それを使っています。父は外で働く仕事をしていましたので、ゴツくて頑丈なケータイです。


大家さんはBSアンテナをつけているようで、前の家では見られなかったBSの番組を見ることができます。でも、これっていいのかな?アンテナ立ってるから受信できてるけど、ほんとは契約しなきゃならないとか、あるのでしょうかね?大家さんは契約を続けているのかな?今度確かめてみなくちゃ。


このようなわけで、私の調子が悪いとかボケツ掘ったりとかで物事が前に進みにくいということ
もあったけど、一方ではたくさんの助けがありました。


近況をざ~~~っとご報告申し上げました。


すでに2学期が始まっています。1学期は本当に調子悪くて職場の皆様のお世話になりました。2学期は具合が悪くならないように気を付けながら、慎重に生活しようと思います。
んでも、何に気を付ければいいんんだべ?医者は「仕事もシュミも適当にせよ」っていうけど、適当で済まされる仕事じゃないし。1学期は本当にヤバかった(>_<)職場の皆さんにどれだけお世話になったかわかりませんよ。
ガスオーブンは倉庫にしまいこんであるから、今までのようにパンを焼くことはできないです。というか、具合悪&引っ越しで、パンを焼く余裕もなかったんだよねぇ。趣味を適当にするというより、自分には趣味なんぞやってる余裕もかったというのが実情。趣味を楽しむような気持ち、人間らしい心の営みが失われるのがうつ病だってところ。


1学期は具合悪くて辛かったけど、いろんな助けもいただきました。シンドく、かつ、ありがたい経験でした。
2学期は、もう少し普通で穏やかな生活を送りたいなあと、せつにせつに祈っています。


以上、報告終わり。


あ”~~~~スッキリした~~~~


調子がいいからこそ報告ができるのよね。
これを維持したい。


調子のいい時は、調子に乗らないこと。
これ、病人の極意と悟り得たり。

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無題
お疲れさんでした。
ほぐした(解体した)家に引っ越した時も、たしか、
大騒ぎだったような思い出が・・・。
かりん君が来たのが、あの頃だっけ。
思い出がたくさん詰まった家だったよね。

新宅に引っ越す準備を始めるまでは、ちょっと息抜き?
新しいおうち、楽しみだなぁ。
新宅祝いには何がいいか、考えておいてね。
(あんまりお高いものは無理よ。)
ほるん 2013/09/04(Wed)04:25 編集
Re:無題
こんばんは。ちゃんとお返事できるかどうか、少なからず心配しながら打ち込んでいます。

>ほぐした(解体した)家に引っ越した時も、たしか、
>大騒ぎだったような思い出が・・・。

んだっす。
あのどぎは、マヂで江戸時代から建っていたふっる~~~い、ぼっろ~~~い家がら引っ越しだもんだから、相当のものを捨てたんだげんど、あの当時はまだお姑さんもばあちゃんも健在で、オレが勝手にいる・いらねぇを決めるわけにはいかず、かといって二人とも引っ越し作業ができる状態ではなく、ということで、オレの判断がつかねえものは全部持ってきたんだっす。本当にいらねぇど判断でぎだのは、昔の山形相互銀行の景品の皿どが、お灸に使うわげわがんねぇモグサとがいう大量の綿っこだの、みつますの広告だの、鍋のふた(長年にわたる生活で、なべ本体はぶっ壊れで、ふただけ残ったもの)が何十枚もあるやづだの、ま~なんだかんだ、すごい量だったんだっす。
ま、自分としても、あのときには、なんでも鑑定団みたいに、意外なところにお宝が!?みたいなことをちょっこス期待しでだんだがもすんねぇです。んでも、もう一回引っ越してみだげんど、そんなものはひとっづもねがった、というごどなんだっす。

>かりん君が来たのが、あの頃だっけ。
>思い出がたくさん詰まった家だったよね。

まあね・・・お姑さんとばあちゃんを看取った家だし、いろんなことあったし。
んでも、なんか吹っ切れた気持ち。
家の荷物を整理するのって、気持ちの整理をつけることと、ちょっこし似てますよね。
私はこの夏、これまでのいろんなことについて、ちょっこしケリをつけることができたんでねぇがな、と思います。

>新宅に引っ越す準備を始めるまでは、ちょっと息抜き?
>新しいおうち、楽しみだなぁ。

ちっちぇえ家ですが、まあ、今までよりは相当betterなことは確かです。この仮住まいでもあれこれ感動のネタがありますからね^^;

>新宅祝いには何がいいか、考えておいてね。

あんらぁ、そんな気ぃ使わねで、この仮住まいにも遊びに来てくださいな。
こけっこ   2013/09/06(Wed)21:06
新しい生活
こけっこ様
復活してよかった。どうしたのかなと思ってました。
読むのが大変でしたが、それほど大変だったってことなのですね。
引っ越しはそりゃ大変でしょう。新しい家、ご近所さん…
今度の生活も平和だといいですね。ご病気完治させながら、
お仕事も頑張って!
Rooly URL 2013/09/04(Wed)17:20 編集
Re:新しい生活
>復活してよかった。どうしたのかなと思ってました。

ほんと、roolyさんにはご迷惑をおかけしてしまいました、ごめんなさい。

>読むのが大変でしたが、それほど大変だったってことなのですね。

超ロングな文字ばっかしの記事を読んでくださって、ありがとうございます。

>引っ越しはそりゃ大変でしょう。新しい家、ご近所さん…
>今度の生活も平和だといいですね。

はい、ほんとに、心からそう願ってます。毎日、リアルに綱渡り状態の気持ちで過ごすのは、信仰試されたって感じです。つらかった~でも助けられた~んでももう少しノーマルな気持ちで生活したいよ~みたいな感じです。
こけっこ   2013/09/06(Wed)21:14
無題
いろいろあったんですねぇ〜
引っ越しも 人生も お家もねぇ・・・

猫連れの引っ越しって気を使いますよね
猫って家に着くって言うし。

でも 新しいお家 楽しみですね
少し前に トイレをリホームしたんですけど
それだけで 掃除から何から なんて便利なんだーーーって驚いたもの
キッチンとお風呂もリフォームしたいわぁ
こけっこさんは 立て替えだものね!
いいなぁ(笑)
いままで 頑張ってきた ご褒美だ♪
nikko 2013/09/04(Wed)19:55 編集
Re:無題
>いろいろあったんですねぇ〜
>引っ越しも 人生も お家もねぇ・・・

そうですね~。きっと人間全員に、そういう個人史みたいなものがあるんだと思います。
私の場合はこんなんだったんだ~~~~~~という気持ちが、今までネットにつながらなかったもんだからしゃべれない状態みたいな感じになってて、そのストレスみたいなものと一緒に、どばぁ~~~~っと出たのがこの記事です。読んでくださってありがとうございます。

>猫連れの引っ越しって気を使いますよね
>猫って家に着くって言うし。

そうなんですよ。猫についての心配は、建て替えの話が出たときからずっと心にひっかかっていました。
でも、6月ごろの私は、猫を連れての引っ越しが可能なのかどうかを心配する余裕すらなかったんです。ところが箱を開けてみたら、あれよあれよという間に私たちに都合よくことが運んでくれて、現在に至っているんです。

>少し前に トイレをリホームしたんですけど
>それだけで 掃除から何から なんて便利なんだーーーって驚いたもの

ですよね!
私も仮住まいですでに感動してますもん。
こけっこ   2013/09/06(Wed)21:23
無題
いや~ 読み応えがあったー。
でも こけっこさんは文章力があるから、
ものすごく状況が良く分かったー。
大変だとは思っていたけど、想像してた以上に大変だったんだね。
何はともあれ、お疲れ様でした!!

「住まう」ってとても深いねぇ。。。
建物は単なる箱じゃなくて、そこで生活した人達の歴史が詰まってる。
時代という歴史も詰まってる。
テキパキ片づけなきゃと思っても、なかなか進まなかったでしょ。
法事以上にご先祖様たちに触れ合うことができた貴重な体験だったのでは。

大家さんが良い人で良かった。嬉しい。
大家さんの人柄もさることながら、こけっこさん夫婦の人柄が良いからこそだと思う。
かりんちゃんも割と早く新しい環境になじめそうで良かった。
禿げはきっと一過性のものだから心配ないよね。

あ、そろそろ1時だから社に戻ります。
長文失礼しました。
2013/09/06(Fri)12:52 編集
Re:無題
>いや~ 読み応えがあったー。

わはは~すんませ~ん。
書いてて、自分でも長すぎ!と思ってましたが、もう、アップできなかった期間が長かったもんだから、何かが溜まってしまって、こんな超ロングな文章になってしまいました。
でも、Pさまならこの文章を読んで、私の気持ちの奥底まで理解してくださると思っていましたよ^^

>大変だとは思っていたけど、想像してた以上に大変だったんだね。

私としては、人生で2番目か3番目ぐらいの試練でした。2学期がはじまって2週間ほど経った今、1学期のような精神状態にはなっていないみたいなので、一応乗り越えたのかな?と、思う・・・かも。


>「住まう」ってとても深いねぇ。。。
>建物は単なる箱じゃなくて、そこで生活した人達の歴史が詰まってる。
>時代という歴史も詰まってる。

そうそう、ほんとにそう。
またまた長い話をしてもいいですか?
今回解体した家に引っ越してきたのが20年ぐらい前。その前は、私たちは安い貸家に住んでいたんですね。当時はまだお姑さんが生きていて、昔の山形の中心商店街で、マッチ箱みたいなちっちゃな家で一人暮らしをしていました。その家は江戸時代からの先祖伝来の家?であり、永年にわたってその場所にあり、貧乏生活の中で土地が売られたりして、ちっちゃくなってたんです。
そのお姑さんが、糖尿病からくる心不全と認知症で事故に遭い、いきなり救急車で運ばれて入院したんです。お姑さんが一応退院することになったけど、とてもとても一人ではおけない状況でした。うちで介護をしようと決めた私たちは貸家を出、また商店街にあったお姑さんの家(というか、家にはもちろん値段がつかず、値段がついたのは土地だけ)を大至急売却し、そのお金で、郊外にあった先月解体した家を、ろくに吟味もせずに、お姑さんの病院から近いことと、ある程度の大きさがあること、売却した土地よりも値段が少し安かった(こちらもまた家には値段がなく、土地代だけ)という理由だけでとっとと買って、その家がこれまたお化け屋敷的ボロさだったから、売った土地と買った土地の差額を使って、これまた大急ぎで最低限のリフォームをして引っ越しをしました。私の目の前で、大金がさぁ~~~っと流れてなくなりました。
とにかく、姑さんが住んでいた江戸時代から建っている家は、あまりにも古く、狭すぎて、同居は不可能だったんですよねぇ。ちなみにその江戸時代からの家は、取り壊されるんだと思ってたら、どっこい、修理されて焼き鳥屋になってます。階段ダンスって知ってます?それがリアルに階段・引出しとして使われていて、以前は山形の博物館だかどっかの人が、譲ってくれとお姑さんに直談判に来たこともあったんですってよ。
その引出しには、昭和の時代に整理をしてみたら、奥から刀がぞっくり出てきたんですって。刀屋時代のものが、戦争中に隠されていたんじゃねえの?とはダンナ談。

>テキパキ片づけなきゃと思っても、なかなか進まなかったでしょ。

そうですね~。上記のように、江戸時代から引きずっているいろんなものは、2段階で整理したことになるので、何十年もかかったことになるけど、なんとか終えて、今があるって感じです。

>法事以上にご先祖様たちに触れ合うことができた貴重な体験だったのでは。

そうでした。見知らぬ人なんだけど、どういう人だったんだろ?とか、あ、この写真館、今もあるじゃん!つぶれないなんてすご~い、とか、その他いろんなこと思いました。歴史上の人物にも会いました^^;

>大家さんが良い人で良かった。嬉しい。

はい。本当に、優しくておおらかで親切で良識があって大人で。ありがたいです。

>かりんちゃんも割と早く新しい環境になじめそうで良かった。

はい、本当に、それが一番よかったかもです~
こけっこ   2013/09/06(Fri)22:45
こけっこのお気に入り

触れると揺らめきます





40歳は、惑う。
脳と心の交差点
こういちろうの雑記帳
kyupinの日記





ブログ中に頻繁に出てくる「NS種」というのは、上記にあるナンシー・シルバートン著パンの呼吸が聞こえる で紹介されている発酵種のことです。
この本、中古しかないみたい。残念だなぁ。


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