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先日、ご近所の方に私のパンをほめていただいたので、そんならいっちょ、焼いちゃろ~と思って、腰を上げた私。
年度末だからかどうかわからないけど、この頃どうにも忙しくて、今日はうちでパチパチとパソコンワークの日になるだろうなあと思ってたのね。
それで、午前中にとっとと生地を作り、あとはパチパチしながらさくさくとパンのお仕事平行してすりゃあいいじゃん、と思ったわけです。
楽しいことと同時並行にするなら、仕事も楽かも、とか。
配合は、こんな感じだったような。
ハルユタカブレンド 700g
ライ麦 125g
水 515g
塩 12g
マーガリン 60g
金サフ 適当
楕円の醗酵かご2つ+丸い発酵かご1個分のつもり、でした。
上記のように決めて、さて生地づくり…と思ったら、業者さん来る。気を遣う相手ではなかったので、業者さんと適当にやり取りしながら、塩以外をキッチンエイドのワークボウルの中で混ぜて、適当にオートリーズ。業者さんが帰られてから、こねる・塩・マーガリン入れるの順に、いつもどおり進んでいきました。
そこまではよかったんですよ。
それから1次発酵。室温はまださすがに寒すぎるかな?と思ったので、軽く温めてあげようと思い、オーブンレンジの醗酵機能を使ってあげましょ~、と私は思ったのね。
それで、久しぶりのパン醗酵スタート。
ブイ~~~~~ン。オーブンレンジが仕事を始めたようでした・・・
はて、どうしてブイ~~~~ン、ってなるのかなぁ?オーブンなら、熱風が吹きだすぶわぁ~~~ん、という音がするんだけどな?
その後、数十分ぐらい経過してたのかなぁ?あるとき、はっと気づいたんです。
オーブンじゃなく、電子レンジの強になってる~~~~!!!
大慌てに慌てた私は、すぐに取り出しました。
ステンレスのワークボウルは手で触るのがやっとなほどに熱せられていました。
ぎゃ~!生地は!?
とりあえず、なんだかわからないけれど膨らんで、表面がカワカワになっています。
いじらず、即温度計を差してしてみると、表面付近の温度、60℃以上。底の方は、42~3℃だったべが?あわててたのでよくわかんなくなっちゃった。
とにかく、すぐに台に取り出しましたが、表面付近はすでにダンゴ状態に固まっていて、生地に火が通りかけているように見えました。
絶対生地を捨てるのはイヤだ。
そこで、火が通って固まった生地部分と、まだナマな感じの生地部分とにわけました。ナマとは言っても45℃ぐらいにはなってるヨ?
んで、ナマの部分は急いで分割・丸め・もう一回丸め・最終発酵ってことで、とにかく進めました。
オバールの醗酵かご二つ分と、あと少し、が、一応生。
2個あるわけだけど、発酵のスピードが違います。
生地の温度にムラがあるからに違いありません。手触りでダンゴ状生地も混ざっていることもわかりました。でも、もう後には戻れない。
とにかく、早く発酵した子には冷蔵庫にいてもらい、遅い子は、今度こそ、オーブンの醗酵機能で最後まで膨らんでもらいました。
それで、焼き上げました。
形はあまりよくないです。あわててオーブンに入れたし。
これは「あと少し」な子を焼いたやつ。
あの状態で、なんとかパンになってくれたよ~
こうなりゃもう、実験モードだったので、焼きで「ステンレスボウルかぶせ」というのをやってみたよ。
ふ~ん、と経験。はい、おしまい。ガス代の無駄かも?でも、形にこだわる場合は有効かも。というのが感想です。
さて。火が通ってダンゴ状態になった生地、見捨てません。
湯ごねなる手法があるくらいだから、少なくともこのダンゴ状生地はドクではないはずです。α化したんだ、と言い張るというのはいかがでしょうか?
60gぐらいずつ丸めて、うす~く伸ばして、チャパティにしました。
丸くのすのはムリ。生地がなりたい形にしてあげるしかありません。
形なんて、気にするもんですか!
結果、それぞれが、世界地図のように様々な国境線で囲まれた不思議な形に。
オーブンを300℃に熱して、1枚ずつ、次々に。
生地は薄く延ばしてあるのでピタのように膨らもうとするのですが、なんせ生地の状態はムラだし、だいたいダンゴなんだよもう?な感じなので、ぽこぽこ膨らんでたり膨らまなかったり。なので、自分的にはチャパティだと思うことにしています。
どの子も、味は、酸っぱかったりしなくて、悪くないですよ。少し感じるのはライ麦由来のちょいスッパなおいしさ。
なんにせよ、ご近所さんに差し上げるパンではないですけど。
今あらためて今日のパンの事件について振り返って、「発酵のつもりでかけてしまった電子レンジは、どうして生地の上だけ強く熱したのか?」と考えてみました。
たぶん、容器がステンレスだったから、かなぁ。
ガラスボウルとかだったら、全体にまんべんなく熱するでしょうから。
生地量が比較的多めだったことも、幸いしていたような気がします。
もう一つ頭に浮かんだ生地の復活法として、パンのスープってのがありました。今回は実施しなかったけど、先日のNHK趣味Do!楽で、西川シェフが紹介してくれてたやつです。
パンをちぎって水に浸し、しばらく置いてから火にかけ、スープの素とか野菜とか肉類とか春雨とか・・・、なんでもかんでも突っ込んで煮ちゃえ!というもの。
ちょうど先週、試してみてました。あれって、パンのおかゆみたいな感じで、とてもおいしかったですよ。
今回学んだことは、イーストは電子レンジにかけられても、めったなことでは死なない。
というか、ある程度なら発酵を促進させる。
エイドのワークボウルはレンジにかけても壊れない(たぶん)。
ダンゴ状の生地もなんとかなる。
というわけで、意地でも生地復活!!な日となりました。
パソコンパチパチ仕事は、夕方からようやく始まりましたとさ。
今日は、そのほかに、パソコンのメンテナンスが必要で、遠隔操作なるものを初めて経験しました。
なるほど、こういう技術がある、ということは、ハッキングされる危険性はだれであれ、有りなんだなあと、思いました。
あれやこれやしながら、少しずつパチパチ仕事も進めて、はい、夜になりました~。
少し前のだけど、こんなのも何度か作ってるよ。
何とか普通な感じに近づいてはいるけど、お店のにはかなわないなぁ。表面のカリカリ具合とかさ~。
でも、卵・牛乳・砂糖・バニラ・ラム酒の組み合わせならなんでも好きな私。
プリンでしょ、カスタードクリームでしょ、アイスでしょ、カヌレでしょ、ファー・ブルトンでしょ、クラフティでしょ。
大好きサ☆
ご無沙汰してます。
元気でパンに取り組んでらっしゃるようですね。
チャパティ、ナン似てるけどやはり違う…?
どちらもカレーに合いそうですが。
パンのスープ、オニグラっぽい? ご飯なら雑炊?
カヌレも…それぞれおいしそうですね。
違いのわからない私ですみません。
ピタというのもありますしねぇ。
明確な違いということかどうかわからないけど、
先日放送された趣味DO楽というNHKの番組で、
「ナンはタンドールで焼く、チャパティはコンロで焼く」みたいなことを言ってました。
私のチャパティは、うまくふくらなかったけど、
ぷわぁ~っと膨らむと、とても楽しいですよね。
ギョーザの皮をホットプレートで焼いたら、ちゃんと膨らんでいました。
>どちらもカレーに合いそうですが。
今度ぜひカレーで食べてみたいです。
>パンのスープ、オニグラっぽい?
それが、違うんですよ。
↓のPさまへの返信でお話ししていますが、
この日の夜に仕込んだHBパンでまた失敗してしまいまして。
おかゆというか、シチューというか??な、不思議な食べ物になりました。
面白いですよ~。
パン作りに失敗したときの最後の挽回法だと思うけど、初めからこれを狙って作ってもいいのかもです。
発酵のつもりが数十分もレンジ強とは 思いっきり焦ったことでしょう。
でもかなり貴重な経験になったようで、
結果オーライ(^^)v って感じですね~。
> 湯ごねなる手法があるくらいだから、少なくともこのダンゴ状生地はドクではないはずです。α化したんだ、と言い張るというのはいかがでしょうか?
そこに気づくとはさすが!
そうだよ そうだよ 湯捏ねと思えばOK!
レストブロートと思えばOK!
意地で生地復活 お見事です!
でも物凄く疲れただろうなぁ(笑)
わはは~。この時、とても忙しかったのに、
この失敗パンでだいぶ時間食っちゃいました。
それでね、その日の翌朝に焼きあがるように、HBのタイマーでパンを焼いたのね。
そしたらさ~、HBに羽根を入れ忘れてたの。
四角くぼてっ!としたブッタイができてね。
それで、朝に大慌てでそのブッタイを包丁で刻んだりミキサーにかけたりして砕き、煮て、パンスープにしました。この場合、生地に全然気泡が入っていないわけで、前に作ったのとはまた違った、小麦のおかゆのような、バターが超少ないシチューのような、悪くない食べ物になりました。
でも、今度作るときは気を付けます。
>でも物凄く疲れただろうなぁ(笑)
そうなんです。2日続けて消耗しちゃいました。